主婦パートでシフトを勝手に組まれる!辞めるべき?パート選びのポイント!
主婦は、子育てや家庭の事情で、時間に制約のある人が多いもの。
私も経験がありますが、いざパートに出たいと思っても、シフトの不自由さを心配して一歩踏み出せないこともありますよね。
そんなとき、私たちはどんなところに注目して仕事を探せば良いのでしょうか?
今回は、主婦のパート選びのポイントについて見ていきましょう!
主婦パートでシフトを勝手に入れられる場合の対処法!
主婦にとって、シフトを勝手に決められてしまうということは、致命的―――。
朝は子どもを送り出してからでないと働けない、学校が終わるまでに買い物を済ませて帰りたい。
親御さんのデイサービスのある日だけ働きたい…など、一見わがままなように見えるかもしれませんが、多くの人は生活のために働くのですから当然です。
募集の時点でシフトの自由がきかないことが明示されていたのならまだしも、そうでなければきちんと上司に要望を伝えるべきでしょう。
採用前ならば採用担当者に、勤務開始後は直属の上司やシフトを組む担当者に話してみてください。
どうしても変わらないようならば、辞めて他を探すのも良いと思います。
ですが、仕事を変えたくない場合にも、「ここだけは譲れない」という条件を雇い主側と確認しあうことで、状況の改善が期待できるかもしれませんよ(^-^)
そもそも、どうしてシフトが勝手に組まれるようなことが起こってしまうのでしょうか。
一番の問題点は、人手不足です。
人数に余裕のない職場では、空いた時間にいやおうなしにシフトを入れられるということが起こりがちです。
また、店番などを一人で行っている場合、なにかトラブルが起きた際、終業時間を過ぎても解決するまで離れられなくなるというケースも起こりえます。
もちろん時給制ならば残業分もお給料は出るでしょうし、誰もいなければ仕事として成立しないわけですから、雇う側の事情も分からないではありません。
しかし、忙しい主婦の身からすると・・・、たまったものではありませんよね。
私も以前、社員も含めてスタッフ計3〜4人、年中無休というお店で働いていたことがあります。
採用後二日目から一人でお店をオープンさせられ、見つけてしまったトラブルも、午後では対処が間に合わない案件だったため必死に確認をしてお客様へ謝罪の電話を入れ...。
その後何年も勤めましたが、閉店時間になってもなかなか帰ってくれないお客さんへの対応や、売上金が合わない時の確認作業などもたびたび一人で負わねばならず、帰りが22時を回ることもありました。
土日も祝日も関係なし、セール中は忙しすぎて休憩時間すら取れません。
まだ子どもがいなかったからできましたが、今考えるとあまり主婦向けの仕事ではありませんでした。
チェーン店やフランチャイズ店などの場合、エリアマネージャーなどの形で各店に社員が配属されていなかったり、いても一人か二人であとはパート頼みだったり、というケースも珍しくありません。
興味のあるお店があれば、事前に何度か時間を変えて見に行ってみましょう。
いつ行ってもスタッフの顔ぶれが同じ、という場合はシフトの融通がききにくいかもしれません。
主婦がパートをするならシフト制?固定制?
家庭の主婦は、案外忙しいもの。
仕事も、自分の予定だけでなく、子どもや家族との予定など、いろいろな条件をクリアしなければできませんよね。
特に子どもの手が離れるまでは、幼稚園の行事があったり、保育園のお迎え時間に合わせなければいけなかったり。
小学校、中学校になっても、朝は通学路の見守り当番、日中は学校ボランティアやPTA、保護者会に参観会など、平日だからと言っていつも時間が自由になるわけではありません。
そういったことを考えると、主婦のパートは固定制よりシフト制がオススメです
希望する仕事が固定制しかない場合も、採用担当者にあらかじめ事情を伝えてみましょう。
事前に連絡をしておけば、対応してもらえるところもありますよ。
主婦がパートを選ぶ時に気を付けるべきポイント!
では、これからパートを選ぼうという時に、主婦が気を付けるべきポイントは何でしょうか?
いくつか挙げてみたいと思います。
通いやすさ
突発的な何かが起こった場合を想定して、通いやすさは重要です。
私の場合、子どもができてからは、家でできる仕事か、徒歩で通えるところの仕事を選んでいます。
例えば、前日のお友だちとのひどいトラブルで、子どもが登校できなくなってしまった時。
職場が近いため、先生と連絡を取り合い、問題解決の方向に動いてもらい、子どもを無事学校に送り届けてから出勤することができました。
また台風で自宅が停電・断水した際も、連絡がつかなかったため歩いて職場の様子を確認に行きました。
その日、なんと職場は何も被害を受けていなかったようで、通常営業だったのが驚きでした!
シフトの希望が通るか
上述したように、シフトに融通が利くことは大きなポイントです。
経験上、アルバイトの学生が多く在籍している職場はなかなかオススメですよ。
平日通学している学生は、主婦が働きにくい夕方以降や土日祝日の勤務を主に担当してくれる確率が高いのです。
また、子育て中の主婦がすでに何人も在籍しているところも良いと思います。
急な欠勤にも理解がある場合が多いですし、お互い様なのでいざという時に代わりを頼みやすいということもあります。
在宅ワーク
どうしてもまとまった勤務時間が取れない時期ならば、在宅ワークとういう選択肢もあります。
歩合制のものも多く、時間の割に儲からないこともありますが、毎月自由になるお金を手にできると考えればアリですよね。
パソコンを使った業務も多い一方、組み立てや縫い付け、文章やあて名の代筆等、手作業のものもいろいろあります。
ただ残念なことに、仕事の希望者からお金を巻き上げる悪徳サイトなども存在します。
すでに働いている知り合いから紹介してもらったり、信用のおける機関からあっせんしてもらったりといった注意は必要ですね。
仕事内容が自分に向いているか
主婦は、家庭内やご近所づきあいなど、いろいろなところで気づかいを余儀なくされるもの。
その上向いていない仕事についてしまうと、ストレスを抱えて帰ることになり、家族との関係に悪い影響を与えかねません。
また、慣れない仕事は心身への負担が大きいものです。
接客が好きならば飲食店のホールや販売員、料理が好きなら調理補助、あまり会話をしたくないならば工場勤務など、自分の性格や経験を踏まえた仕事選びをするようにしましょう!
まとめ
シフトを勝手に組まれてしまう職場は、主婦のパートに向いているとは言えません。
上司に相談して状況を改善してもらえれば良いですが、どうにもならない場合には職場を変えることも検討しましょう。
私が今のパートに応募した際には、面接の前に譲れないポイントをいくつか挙げておき、履歴書にも書きましたし、口頭でも相談させてもらいました。
口頭でのやり取りだけでは心もとないこともあるかと思いますが、履歴書に書いておけばうやむやにもなりにくいですし、場合によっては本社の人事担当者などにも確認してもらえるのではないかと思ったためです。
その上で採用されたならば、人手が足りない時間帯にはさらに募集がかかるでしょう。
結果、朝は家の仕事を済ませてから出勤し、子どもの下校時刻前後には帰りたいという希望も通りました。
以前同じところで働いていた知り合いに様子も聞いていたので、仕事のイメージもでき、スムーズに仕事を始めることができたのもありがたかったです。
また、自分だけでなく、他の子育て中のパートさんたちがストレスなく働いているということも、大事なポイントです。
仕事のオンオフがはっきりしているので、就業中は親身になって仕事を教えてもらえますし、皆さんとても生き生きしていて、こちらまで張り切ってしまいます(^^♪
今シフトのことで悩んでいる人も、これからパートを考えている人も、働きやすい職場はきっと見つかります!
ムリなく楽しく働いて、生活にうるおいを与えられたらいいですね。
子育て中でも働きやすい仕事を見つけたい人へ。
関連ページ
- 未経験の主婦でもパート事務はできる?時給や残業は?
- オフィスワークがしてみたい、でも事務経験が全くない…と不安やお悩みを抱える主婦の方、未経験だからとあきらめてはいませんか? いえいえ、そんなことはありません! 未経験でもパート事務のお仕事にチャレンジしたい方にお話をしていきたいと思います。
- 主婦でパートから派遣社員に転職したら残業なし・高時給で最高だった話
- 私は結婚してから夫の仕事が忙しく専業主婦をしていました。 しかし働きたくなったのでパートで働きましたが仕事量の割に時給が低く、残業もあって不満を抱えてました。 そこで勇気を出して派遣に登録してみたら意外とできる仕事がありました! 今回は主婦の私がパートから残業なし・高時給の派遣社員に転職したら最高だったという体験を語りたいと思います。
- 主婦におすすめのパートは?子育て中でも働きやすい職種を紹介!
- 子育て中の主婦の方、「そろそろパートに出ようかな?」と考えた時に、どんな仕事に就こうか悩んでらっしゃいませんか? 独身時代とは違って子育てと家庭を両立しやすい仕事につくべきだと考えると、どんな職種が良いのか選ぶポイントがわからないですよね。 今回は、主婦におすすめのパートをリサーチし、おすすめの理由なども含めてご紹介をしてきたいと思います。