主婦の働き方を比較!正社員・派遣・パートどれがいいのか?

主婦の働き方を比較!正社員・派遣・パートどれがいいのか?

主婦の働き方を比較!正社員・派遣・パートどれがいいのか?

今まで専業主婦をしているとなかなか働きにくいですよね。

 

専業主婦をしていたということだけで採用に不利になる気がして、なかなか踏み切れないんですよね。

 

 

いざ働く気になっても、社員がいいのか派遣がいいのか、またはパートがいいのかもよく分かりません。

 

 

そこで正社員、派遣、パートのそれぞれのメリットやデメリット、違いなどを体験談をまじえて紹介していきますね。

 

それぞれ向いている人も紹介していくので、専業主婦だけどこれから働きたいという人は参考にしてくださいね。

主婦の働き方の選択肢!正社員・派遣・パートそれぞれの特長

専業主婦の再就職時の働くスタイルは大きく分けると3つあります。

 

それぞれ特徴を書いていきますね。

 

 

1. 正社員

正社員はこの3つの働き方の中でも、一番責任が問われます。

 

私の場合も残業が多く、朝の出社も就業時間前に出勤して準備をするなどありましたし、勤務時間も長かったです。

 

 

家族に迷惑をかけたくはないので、残業せずに自宅に仕事を持ち返ってやることもありました。

 

 

正社員は1人1人に仕事がしっかり割り振られているので、しっかりこなさないといけないのが大変でしたね。

 

 

ですが正社員なら福利厚生があるので家賃補助なんかもあって助かります。

 

ただ会社規定によっては世帯主でないと補助がもらえないというケースもあるので、前もって確認するのも大事ですよ。

 

 

正社員で働いている以上、ある程度は「働く」というとこがメインになってくるので、家庭のことはそこまでしっかりやるのは難しいと思います。

 

会社や家族の協力がないとなかなか正社員として働くのは難しいのです。

 

 

2. 派遣社員

派遣社員は、派遣会社に登録して特定の企業で働くスタイルです。

 

雇っているのは実際に働いている職場ではなくて派遣会社なので、職場とは一定の距離がある感じがします。

 

定期的に派遣の担当の人が「困ったことないですか?」ということを聞いてくれますし、ややこしいことは任せておけばいいので結構楽です。

 

 

実際に私が派遣で働いていて辞めるとき、私→派遣→会社という流れで伝えていくので、ストレスが少なかったです。

 

基本的に派遣の仕事は時給で働いてるので残業もなく、例え残業が発生してもきっちり残業代もでました。

 

 

以前残業を払ってくれないというトラブルにあったことがあるのですが、そのときも派遣の担当の人がしっかり話をつけてくれたので助かりましたよ。

 

 

派遣社員は3ヶ月、半年というスパンで契約更新していくのですが、最長でも同じ職場では3年しか働くことができないという規則もあるので長期間は働けません。

 

また派遣は「他の会社から手伝いにきている人」という感じなので、正社員やパートと比べて「外部の人」という雰囲気が多少あります。

 

 

その分お客様扱いされてて怒られることが少ない、というメリットもあります。

 

 

3. パート

パートはある程度自由度が高いので、専業主婦からでも働きやすいです。

 

最初の段階で話しておけば時間に融通がつくこともありますし、「朝から昼まで」「昼から数時間」といったスタイルで働くこともできますね。

 

 

私は正社員、派遣、パートと3つのスタイルで働いたことがありますが、パートが一番融通がききました。

 

パート同士協力するので、お互い急用ができたときはシフトを交代したり、1時間だけ交代を待ってもらったりと、とても助かります。

 

お互い様なので、家庭のあるもの同士協力し合うという感じですね。

 

 

協力し合うぶん正社員で働いているときよりも人間関係には気を配りました。

 

正社員や派遣と比べると給料や待遇では劣りますが、一番自由度が高いので忙しい人や急遽休まなくてはいけない人には一番働きやすい環境ですよ。

正社員・派遣・パートそれぞれのメリット・デメリット

具体的にそれぞれのメリットとデメリットを書いていきますね。

 

それぞれ特徴があるので、どれが自分に向いているかで選ぶと考えやすいですよ。

 

 

正社員のメリット・デメリット

メリット

まず正社員ですが、やっぱりメリットは安定です。

 

働く期限がなく、基本的にはずっと働けるので安定がありますよね。

 

 

またこれは会社にもよりますが、多くの会社にはボーナスがあるので嬉しいですね。

 

あとはその会社の福利厚生を全て受けることができますし、交通費や家賃補助などサポートを受けることができますね。

 

デメリット

ただデメリットは、仕事に責任感があるということです。

 

もちろん会社によっては残業も発生しますよね。

 

 

できれば家事や子育てがあるから残業はしたくないという人が多いですが、正社員だとそうも言っていられないこともあります。

 

会社によっては休日出勤なんかもありますし、派遣やパートよりも時間に融通がきかないんですよね。

 

 

派遣社員のメリット・デメリット

メリット

派遣社員として働くメリットは、正社員じゃないけどある程度給料がいい、間に人が入ってくれるから働きやすいということです。

 

 

派遣はパートと比べると時給が良く、実際に私が働いているときもそうでした。

 

以前私が派遣で働いていたときパートの先輩がいたのですが、時給は私よりも低かったですよ。

 

 

そして派遣なので派遣会社の人が間に入っていますから、面倒なことは任せておけばいいんですよね。

 

契約更新や給料の面など、会社の人に直接言いにくいことは派遣の担当の人に言えばいいので楽でした。

 

 

更新するかどうかといった話も派遣スタッフを通すので、更新時もやめるときも比較的楽です。

 

 

辞める場合も次の仕事は派遣会社の営業担当の人が見つけてくれるので自分で仕事を探さなくていいというメリットもあります。

 

 

また、最近の派遣会社は大手を選べば福利厚生面もかなり充実していて正社員に劣りません。

 

それでいて正社員と比べて残業がなく、仕事も比較的楽なので子持ちの主婦でも働きやすいです。

 

デメリット

デメリットは、人件費削減などのときにパートよりも先に切られるということですね。

 

給料が高いので人件費削減の対象のなることが多いのです。

 

またパートと比べると休みや遅刻の融通が効きにくいのもデメリットです。

 

 

パートのメリット・デメリット

メリット

パートのメリットは求人自体が多いから働きやすい、辞めやすいということです。

 

パートは色々な応募がありますよね。

 

 

扶養内で働くこともできるし、短時間パートやフルタイムパートなど働くスタイルも多いから便利です。

 

正社員だと自宅の近くで条件の良い職場をみつけるのは苦労しますが、パートなら近所、歩いていけるような所でも見つけやすいです。

 

 

時間に融通もききやすいですし、同じく専業主婦から働いているという人も多いので、家庭のことにも理解をしてもらえやすいですね。

 

デメリット

デメリットは給料が安い、ボーナスがない、という金銭的なことです。

 

受けられる福利厚生も少なく、交通費も自腹であることが多いですね。

 

正社員のように安定しているわけではないので、突然クビになってしまうなんてことももちろんあります。

正社員・派遣・パートそれぞれの違いを比較!

では具体的に給料、勤務時間、融通、仕事の大変さについて比較していきますね。

 

働く会社によってももちろん違いますが、だいだいこのようになっているので参考にしてくださいね。

 

 

給与の比較

給料の面でいうと、正社員→派遣社員→パートの順番に恵まれています。

 

 

ただ正社員と派遣では月収の面ではそこまで大きな差がないこともありますよ。

 

でもやっぱり正社員はボーナスがあるので、年収にすると大きな差がつくこともあります。

 

 

派遣やパートは交通費、福利厚生の手当額がないことがほとんどなので、やっぱり正社員が給料の面では一番待遇がいいですね。

 

福利厚生がしっかりしている派遣もありますし、ボーナスがでる派遣もありますが、それでもトータルでみるとやっぱり正社員が一番条件がいいです。

 

 

勤務時間の比較

勤務時間が少ないのはパート→派遣社員→正社員の順番です。

 

正社員は基本的に8時間労働、プラス残業や早出なんかも場合によってはありますよ。

 

 

派遣社員は派遣される会社によっても違いますが、残業がないのが基本です。

 

週5で1日8時間労働で平日は早く帰れるし、休日出勤もありません。

 

 

ただあくまで基本なので、残業する必要がある会社もあります。

 

 

でも正社員のように「当たり前」ではないので、毎日残業なんてところは滅多にないです。

 

 

パートも働き先によって違いますが、基本的に残業はありません。

 

最初にフルタイムか短時間か選ぶことができますし、途中から変更することも場合によってはあります。

 

 

パートには特別な場合以外は早出、自宅に仕事を持ち帰るなんてことはないので、働く時間はすくなくて済みますよ。

 

 

急な休みや遅刻などの融通の比較

急な休みが取りやすいのは派遣社員→パート→正社員です。

 

 

派遣は大人数で仕事してる職場なら急な休みでも休みやすいです。

 

なぜなら、大人数で仕事を回してるので一人欠けたぐらいではあまり迷惑を掛けずに済むからです。

 

 

ただこれは派遣会社にもよります。

 

私が正社員として働いているときに小さな子供がいる派遣社員の女性がいたのですが、「たびたび休むなら更新はやめよう」という流れになっていました。

 

派遣社員は更新制なので、よく休む人であれば更新されにくくなるのです。

 

 

ただ派遣社員は事前に休みやすい職場を希望すればこういうことにはなりにくいので、あくまで例外だと思います。

 

 

パーとはシフト制でギリギリで仕事を回してるような状況が多く、一人欠けると迷惑をかけるため派遣と比べると急な休みをとりにくいです。

 

ただパートは定期的にパートを雇っている会社ならその状況も理解していることが多く、人数に余裕をもってシフトを入れているため、すんなりとOKしてくれることがあります。

 

なのでパートが急な休みを取りやすいかは職場によりますね。

 

 

正社員の場合は責任の重い仕事を任されやすいため、急な休みは迷惑をかけることになりやすく、休みにくいです。

 

ただ子供がいることに配慮して責任の重い仕事や急ぎの仕事を他の人に回してくれるような会社であれば正社員でも体調不良、家族を病院に連れていくからという理由で遅刻をしてくることも許されるケースもあります。

 

 

総括してどの働き方を選んでも休みを取りやすい場合と取りにくい場合がありますが、基本的には派遣社員→パート→正社員の順で休みをとりやすいと思います。

 

 

仕事の大変さの比較

仕事の大変さの順位は正社員→派遣社員→パートです。

 

もちろんどんな仕事でも大変なのですが、正社員は求められるものが変わります。

 

 

ただ業務をこなすというよりも「いかに会社に貢献しているか」も重要なので、一番大変です。

 

 

派遣は与えられた業務をこなすのが前提なので、その辺りをきっちりやることが前提です。

 

パートも同じく、自分の担当の仕事をすれば基本的にはOKです。

 

 

ただ中には派遣やパートなどの非正規雇用でも、社員と同じ働きを求めてくる会社もありますよ。

 

大きな会社、正社員が大半を占める会社になればなるほど区別されやすいですが、小さな会社や非正規が大半を占める会社は同じようなことを求められる場合もありますね。

正社員・派遣・パートそれぞれ向いてる人

ではそれぞれの働き方が向いている人を書いていきますね。

 

自分に向いていると働きやすので長続きしやすいですよ。

 

 

正社員が向いてる人

正社員が向いているのは責任感があって、しっかり仕事をしたい人です。

 

また給料や福利厚生のメリットが欲しい人、ある程度時間が自由に使える人です。

 

 

ずっとこの先も仕事をしたい、この先のためにもキャリアをつみたい人にも向いていますよ。

 

 

派遣社員が向いてる人

派遣社員が向いているのは、そこそこの給料をもらって限られた期間、残業なしでプライベートの時間を優先して働きたいという人です。

 

残業がまったくないのに正社員と同じくらいの月給がもらえるのは派遣社員の特権です。

 

 

最長でも3年しか同じところで働くことができませんが、3ヶ月や半年の更新なので、旦那さんの転勤があるという人でも働きやすいです。

 

 

面接なども派遣スタッフのサポートがありますし、久々の仕事で不安という人にも働きやすいです。

 

有給や失業保険も対象になるので、正社員は難しいけれどパートよりも稼ぎたいという人におすすめです。

 

 

子育て中の主婦向け派遣会社のおすすめ厳選3選!

 

 

パートが向いてる人

パートが向いているのは、ある程度時間に融通のある仕事をしたいという人です。

 

午前中だけ、短時間だけという働き方もできますし、フルタイムでも他の雇用形態よりも休みやすいです。

 

 

残業もほとんどないので、家庭のことが忙しいという人にも向いています。

 

金銭面よりも働きやすさ、残業の有無で考えるならパートが一番働きやすいですよ。

子供の年齢によって働き方はどう変える?

子供がまだ小さいと、思うように時間を使えませんよね。

 

 

まだ手がかかるような年齢なら在宅ワークがおすすめです。

 

在宅ワークなら家事や育児をしながら仕事ができるので、子供を我慢させることなく働くことができますよ。

 

 

子供が幼稚園に入る年齢になれば派遣やパートがおすすめです。

 

幼稚園に入っても送り迎えがありますし、ずっと一人でいさせるわけにはいきません。

 

残業や早出などイレギュラーなケースが少ないので、正社員ではない方が働きやすいですよ。

 

 

そして完全に子供の手が離れたら正社員として働くものおすすめです。

 

 

もちろん会社によって働きやすさは違うので残業はなし、託児所つきの会社なら子供が小さくても正社員で働きやすいですね。

 

ただそういった会社はなかなか空きがありませんし、倍率も高いですよ。

まとめ

専業主婦から働くとなると色々な不安がありますよね。

 

残業、給料、仕事の大変さなどを比較しながら自分に合った方法で勤めるようにして下さいね。

 

 

私が働いてきた中でもやっぱり正社員は大変ですし、残業もありました。

 

パートは正社員と比べると仕事内容が楽でしたが、やっぱり給料が少ないんですよね。

 

 

派遣は短期間の仕事として考えると条件がいいですし、パートは自由度が高いので忙しい人には向いています。

 

 

給料の面や安定を考えるなら正社員、期間限定でそれなりの待遇を求めるなら派遣社員、自由度が高い方がいいならパートがおすすめですよ。

 

 

もちろん子供がいるかどうか、子供の年齢によっても違うので、譲れない条件を2つくらい決めてから働くスタイルを考えると選択しやすいと思います。

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