主婦の再就職に有利な資格は?やりたい仕事に合わせたおすすめを紹介!
近年、子育て中の主婦や子育てがひと段落した主婦も、社会復帰をする女性が増えています。
しかし、結婚や出産を機に一度仕事を退職してしまった方は、新たに仕事探しからはじめなければなりませんよね。
主婦の再就職はブランクが長くて不安だったり、経験がある仕事でも年齢的に厳しそうだと悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そんな時に有利に役立つのが「資格」です。
ブランクが長い主婦でも、未経験の仕事に就きたい主婦にも、資格が強い味方になってくれます。
私も現在、小さい子供がおり再就職を目指しています。
やはり何かと厳しい主婦の再就職を痛感していて、資格取得をしてみようと今まさに考えているところです。
それでは今回、主婦の再就職に役立つ資格やおすすめの職業について、詳しく調べてみましたのでご紹介していきましょう。
主婦の再就職に有利なおすすめの資格7選
主婦が再就職をしようと考えた時に、これまで仕事していた経験を生かして同業種に就職しようと考える方が多いと思いのではないでしょうか。
長い経験のある仕事があれば一番の武器になりますが、ブランクが長いのが悩みの種ですよね。
そこで、新しい仕事に挑戦してみようと思う方に、スキルや知識をわかりやすくアピールできるものはやっぱり「資格」です。
もちろん資格を取れば絶対に就職できると言うものではないのですが、資格を持っていることで自信にもなりますし、有利に働くことがあります。
また、その資格ありきで応募することが出来る仕事もあります。
職場によっては資格手当が支給される場合もあり、収入アップが期待できる場合もあるんです。
それでは、主婦の再就職に有利な資格を調べてみましたので、おすすめの7つをご紹介していきましょう。
日商簿記検定試験
主婦の再就職先として特に人気なのが一般事務や経理事務です。
どの会社にも一般事務や経理事務をする部署がありますが、人気が高いために競争率も高いと言えます。
無資格でも事務の仕事に就くことはできますが、持っておいた方がよいといわれるのが「簿記検定」です。
とても人気がある資格で、実務で役立つ経理、会計の基礎的な知識が習得できます。
書店でも簿記の参考書が多数ありますし、独学で学ぶことも十分にできます。
簿記資格を持っていても、事務職未経験の場合はなかなか採用されないのが現実です。
ですが、経理事務の募集では「簿記2級以上」が応募資格となっている場合が多く、スタートラインに立つことも出来ないケースがあります。
まずは応募するチャンスも得るためにも、簿記資格は持っておくべき資格と言えます。
医療事務
医療事務の仕事は、病院やクリニックなどの受付・会計に関わる事務、レセプト業務などを行います。
主婦に限らず、女性にとても人気の高い職業です。
医療事務はデスクワークであまり体力を必要としないため、年齢にかかわらず、長く安定して働けるのも人気の理由です。
転勤族のご家庭でも、転勤先でたびたび新しい仕事を探さなければならない場合に、病院は全国にあるため比較的就職先が見つけやすいと言えます。
また、医療事務の仕事は無資格でも就くことはできますが、未経験ではじめるなら、アピールポイントとして資格取得をする方が多く人気です。
調剤薬局事務
調剤薬局での保険確認や、レセプトと呼ばれる調剤報酬明細書の作成などを行うのが「調剤薬局事務」の仕事です。
こちらも独身女性から主婦まで人気の職業です。
その他にも受付や会計なども行う、薬剤師をサポートする仕事もする場合があります。
また、医療事務の仕事は無資格でも就くことはできますが、未経験ではじめるなら、アピールポイントとして資格取得をしておいた方が良いでしょう。
調剤薬局事務の資格は医療事務と比べると、学習範囲が「薬剤」の分野のみですので、初めてでも無理なく取得できる資格となっているようです。
調剤薬局も全国各方々にあるため、ご自宅の近所で就職先を見つけやすいと言う点でも人気があります。
介護事務
介護事務の仕事は、介護報酬請求業務、レセプトの作成が代表的な業務です。
他にも受付・電話応対・スタッフのシフト管理や備品のチェックなど、事務全般を担当する事もあります。
デスクワークが中心で、年齢に関係なく働く事ができ、長く安定して働けるなどの理由から、幅広い年令の女性に人気のある仕事です。
こちらは無資格でも仕事をすることができるのですが、介護保険に関する専門知識を身につける必要があります。
そのため、資格保有者が有利に働くことがあるようですので、介護事務を目指す方に人気の資格となっています。
歯科助手
歯科医院での受付や会計、歯科医師や歯科衛生士のサポートなど、医院での事務やサポート業務を行うのが「歯科助手」の仕事です。
歯科医院はとても身近な医療機関なため、家の側で就職先を見つけやすく、とても人気です。
歯科助手の仕事は無資格でも就くことはできますが、何の知識もない素人が現場に入っても、専門知識を必要とする現場では、仕事を覚えるのがより大変になります。
そこへ、専門知識がある状態で入るとよりスムーズに仕事をこなす事ができますので、資格取得が有利に役立つことでしょう。
保育士
今まさに人手不足で問題となっている「保育士」ですが、出産や育児の経験を最大限に活かせるため、主婦にとても人気のある資格の一つです。
最近は共働き世帯が増えていますし、また待機児童の増加に伴い需要も高まっています。
保育園に限らず、職場の託児所や、託児サービスがついた施設、児童館常駐の保育士など、活躍の場が広がっています。
また、学んだ知識はそのまま自分の子育てにも活かせるのが魅力ですし、早番・遅番・一時保育のパートなど募集も幅広くあります。
保育士は国家資格であり、一度取得すれば生涯有効な資格です。
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、暮らしやすい住空間を創造するために、適切なアドバイスを行う専門家としての仕事をします。
不動産や家具、インテリアショップでの仕事、設計事務所、デザイン業界など、幅広い分野で活躍することが出来ます。
アイディアや生活的感覚が求められるため、センスのある女性にとても人気のある資格です。
無資格でも出来る仕事ですが、インテリアコーディネーターとして働く人の多くが資格を取得しています。
そのため未経験の方が就職に有利に働くよう取得する傾向にあり、人気があります。
主婦が子育て中に資格の勉強をするコツ
子育て中のママさんでも、無理なく資格取得ができるように通信講座がたくさんあります。
しかしいざはじめてみようと思っても、これだけ毎日家事と育児に追われていたらいつ勉強しようかしら?と、なかなか手がつけられなかったりするのではないでしょうか。
子育て中は日々自分の時間すら持てず、体力勝負の毎日です。
みんないったいどうやって勉強しているの?と、疑問ですよね。
そこで、子育てしながら資格取得の勉強をしているママは、どんなふうに勉強したらよいのかコツを調べてみましたのでご紹介していきましょう。
資格を取る目的を明確に
自分のモチベーションを保つために、目的意識をしっかり持つ必要があります。
まず1番にすることは、“何のため”かを明確にしましょう。
今回のお話の場合だと、「再就職のため」と言うことになりますが、もちろん他の目的があっても大丈夫です。
資格試験日までの勉強スケジュールを決める
取りたい資格が決まったら、試験日がいつなのか確認しましょう。
何となく取りたい資格のために勉強をしていても、試験と言う目標がないとなかなか進まないこともあります。
希望の試験があれば、申し込みをしてしまい、行動に移した方が良いです。
そこから「試験対策の問題集を1冊やる」とか、「1日何ページ問題集を進める」など、逆算していきます。
考えてみた計画をきちんとどこかに書きとめて、忘れないように目標としてかかげましょう。
子育て中の主婦は隙間時間に勉強を
子育て中のママに暇な時間などありませんよね。
時間の確保は本当に難しいと思います。
ですので、毎日のちょっとした時間の隙間を見つけて勉強を進めるのが良いと思います。
と言うのも、勉強時間を決めてしまうとそれがかえってストレスになったり、きつくなってしまうことがあります。
無理なく続けるためには、隙間時間を見つけてみて下さい。
例えば、今日は子供が一人遊びしてくれている!なんて時に思わぬ隙間時間が出来たり、寝かし付けが早かったので夜勉強できると言う日もあると思います。
勉強と育児のメリハリはつける
勉強が思ったように進まなかったり、試験日が近くなるともっと勉強しなくては!と、焦りも出てきますよね。
しかし、子育て中のママは育児が一番大切な仕事です。
子供がかまってほしい雰囲気の時は、メリハリつけて勉強はあとに回しましょう。
また、家庭環境が許すのであればご家族に協力してもらい、勉強する時間を確保しても良いかと思います。
勉強が進んでいなくてイライラしてしまっては、いざ勉強できる時間があっても集中できないかもしれません。
気持ちにいつも、「メリハリを!」と、心がけてみて下さいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
主婦の結婚・産後後の社会復帰はとても不安ですし、ブランクが長くなるととても困難な場合が多いですよね。
そんな時、資格を持っていればとても心強く、再就職の際のアピールポイントにもなります。
おすすめの資格はやはり、主婦に人気の事務職と連動して事務系資格の人気が高いようですね。
事務系だと無資格で仕事に就くことは出来ますが、未経験から挑戦するとなれば資格取得が有利です。
もちろん、資格さえあれば必ず就職が出来るというわけではありませんが、資格を持っていない応募者よりは資格をとった人の方が有利に働くのは間違いありません。
未経験だったりブランクがあるからこそ資格を取って、勉強してきたと言う前向きな姿勢をアピールするのも大切だと思いました。
そんな私は現在1歳半の娘がおりますが、そろそろ再就職をしたいと考えています。
いざ就活をしてみると厳しい現実もあり、ブランクがあるせいかとても臆病になっている自分に気が付きました。
若い時は怖いもの知らずに次々挑戦するタイプだったんですけどね。
そこで、もっと早く資格取得のために動いておけばよかったと後悔しているところです。
と言うのも、私が以前働いていた病院の医療事務のパートの方は、妊娠中が特に暇だったので勉強をはじめていて、出産後すぐに医療事務の資格を取得したそうです。
子供が産まれてからも、赤ちゃんのうちの方がたくさん寝ていてくれるので、勉強する時間を確保しやすくておすすめ時期だと言っていました。
現在の私はと言うと、資格取得に興味はあるものの何もせず、日々家事と子育てに追われてなかなか着手出来ていません。
私も妊娠中こそあまり体を動かせなくなり家にこもりっきりだったので、勉強しておけばよかったと後悔しています。
この記事を読んで、再就職に有利な資格を取ってみようと考えている方は、お子様が小さいうちに勉強をはじめておくのもおすすめだと思います。
また、子育て中のママが資格取得の勉強をするためのコツも案外大事です。
と言うのも、私は資格取得のアプリを買うまでは行動を起こしたのですが、毎日子供を寝かし付けたあとに勉強しようとしていたため、きつくなってしまい続きませんでした。
子供って長い時間寝ぐずる日もあり、ママも眠くなってしまう日もあったりしますよね。
そんな時、「勉強出来なくなるから早く寝て!」なんて気持ちでいたのですごくイライラしてしまいました。
そして勉強を協力してくれない夫に対してもイライラが募っていて、資格取得を断念してしまいました。
ですので、勉強と育児のメリハリをつけて、無理のないスケジュールを立てることって、本当に大事だったなと思っています。
これから資格取得をお考えの方は、あまり背伸びせずコツコツはじめてみて下さいね。
子育て中でも働きやすい仕事を見つけたい人へ。
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